一度も服を買って貰った事がない!
ヤマギシの子供達は先輩のお下がりの服ばかりを着させられます。実は一度も新品の服を用意された記憶がありません!小学生では学校用と家用と2種類の服が用意されており、学校に行く時には少しだけマシな服を着て行く事になります。
こう言う所に抜かりないのがヤマギシのやり方です。如何に自分たちを外部では少しでもよく見せようと見栄を張るのが上手いのです。子供たちには人の目を気にするなと指導しておいてこの有様なのです!
そして家用の服は本当にボロボロでした。色も洗濯のし過ぎで抜けていたり、逆にくすんでいたり、ツギハギだらけだったりと、とても衣服としては成立しなさそうな物ばっかりだった気がします。親はヤマギシの考えに毒されていたので別として、祖父母が見たらがっかりするレベルの格好です。
そんな状態を正当化する為にか、世間一般のブランド志向を悪として徹底的に叩いていました。当時の一般家庭の子供たちはナイキやアディダスなどスポーツメーカーの服や靴が流行っており、ナイキでないと着たくないと言う子供も中にはいた様です。
ヤマギシではこう言う家庭の育て方の違いでも軍国主義さながらの仮想敵国を設定し、ヤマギシの考えは正義、一般家庭を悪として子供達を常にマインドコントロールしていました。
他のメーカーの服は着ないとか極端過ぎるのもどうかとは思いますが、良い服を着る事で心地よい素材を知ったり、ファッションセンスを養ったりとメリットもあると思いますが、当然ながら世話係が恐ろしくて発言できる訳もありません。
現在ではそんな有難い指導の賜物か、自分のファッションセンスが無さ過ぎて世間的にヤバイ気がしますw