惨めな差別!クラブ活動の禁止
小学生の頃は週1回だったのもありクラブ活動が許されていましたが、中学生になるとクラブ活動はしてはいけない決まりになっていました。
理由としては、中学生ともなると本格的なクラブ活動になり、特に運動部は他所の学校と試合をしたりと外に行く機会が増えます。ヤマギシの方針としては極力、外の世界と関わらせたくないので、クラブ活動は許されていませんでした。世間は悪としていたのでヤマギシ内に閉じ込めておきたかったのです。
とは言っても校則では全員クラブ活動には参加しなくてはいけない為、特別にヤマギシの専用に作った園芸部に強制的に入らされます。活動内容は学校が(ヤマギシが?)所有している畑で農作業をやらされました。取れた野菜は学校の給食に使うと言う偽善ぶった事もして何とか折り合いを付けて都合のいいように学校を動かしていました。
その部活動も毎日やる訳ではなく、基本的には学校が終わるとすぐ帰宅させられ、ヤマギシ内での農園で働かされる事になります。体育館で部活動毎に集まる事がある際には、園芸部=ヤマギシの子供と言うのが誰の目にも分かり惨めな気持ちでいっぱいでした。
自分の意志ではなく、親が勝手にヤマギシに入っただけで選べないのです。みんなと同じ中学生なのにも関わらずです。部活動ができないよりも差別されていた事に心を痛めました。こう言う一つ一つの積み重ねが子供達を荒んだ心に育て上げ、窃盗や恐喝、いじめなどの犯罪行為に走らせていたのです。ヤマギシは自分の考えが絶対に正しいと決めつけ、子供の都合なんかお構いなしなのです!