おとうさん、おかあさんと呼びなさい。
ヤマギシでは、小学校の途中ぐらいから世話係の事を〇〇おとうさんとか〇〇おかあさんとか呼ぶ事を強制させられました。全然、自分の父親や母親なんて思えず、規律から少しでもはみ出すと容赦なく暴行を振るう人達であり、ただの恐怖の対象でした。
流石に中学校に上がると〇〇さんと統一される事にはなりましたが、呼び方が変わっただけで内容は全く変わらず、常に顔色を伺う恐怖の対象でした。
これは自分だけなのかもしれませんが、この時のトラウマなのか未だに組織のトップに位置する人とは気軽に話ができず、何故か恐怖を抱いてしまいます。これまでもアルバイトや会社といくつかの職を渡ってきましたが、いつもこれが付いて回ります。
「キミは小さい頃から人と話して来なかった」などと見抜かれ、何とか仲良くしたいのですが、いつも委縮してしまっています。かと言って偉い人だったら誰でも委縮してしまう訳でもないのです。普段から付き合いがない初めて会う人であれば、どんな社会的な肩書があっても周囲の人以上に仲良くできたりもします。
いい加減に治って欲しいものです。これではいつまで経っても出世できない…。