『暴露史記』ヤマギシズム学園の虐待児たち

1980-90年代 ヤマギシズム学園は子どもたちのディストピアだった。

生活

【生活】女子中学生の自殺

投稿日:2018年1月14日

女子中学生の自殺

自分が小学生の頃、中庭に救急車のサイレンが鳴り響いた。ヤマギシは閉鎖的な場所なので、まず外部から車が来る事はなく、何事かと思ったのだが、翌日になると同じ建物内に住んでいる女子中学生が自殺したのが分かった。

ヤマギシ側は何とか子供達に事実を隠し、不幸な落下事故としたかったのだが、噂はすぐに広まり、あの救急車の音の理由を知る事となる。場所は中庭ではなく、隣の経済連側に飛び降りたようだ。事件の直前に世話係による厳しい折檻があった事は当時の新聞にも書かれていたのだが、自殺の理由はヤマギシの世話係によるものなのか、ヤマギシの環境に絶望しての事なのか、それとも同じ子供達によるいじめが原因だったのか、今となっては真相の究明は難しい。

しかし、あの時に警察が徹底してヤマギシの内情を調べあげれば、如何に児童虐待で動いていた団体だったのかはすぐに分かっただろう。人が一人亡くなってもヤマギシ側には全くお咎めなしだったのが今でも信じられません。噂なのでどこまでが真実か分からないが、事情聴取の際に世話係が同僚の女子中学生に口止めをしたとか、実は遺書もあったのだが隠蔽したとかの話も聞きました。

僕たちはその後、何年経っても飛び降りた場所へは怖くて近づけなかったし、僕は彼女の無念さを一生忘れる事ができない。他の子供達は自殺こそしなかったが、自殺未遂者は何人もいたし、死にたいと言う子供達が大勢いた。もちろん、自分もその一人で何度飛び降りてやろうかと思った事だろうか。

今でこそ早まらなくて良かったと思っているが、あの時は本当にこの先の将来に絶望しており、このまま中等部→高等部→大学部→村人の選択肢しか見えなかった。一生居たくもない場所に飼い殺されるリアルな未来しか見えなかったのである。







-生活

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

【生活】超絶理不尽な男研

超絶理不尽な男研 ヤマギシでは男は男らしく、女は女らしくとの決められたスローガンがあります。男尊女卑バリバリの差別社会で男は肉体労働、女は食事や洗濯など家庭の仕事と分担制になっています。当然ながら同性 …

【生活】本音は処罰に。建前は生きる為に。

本音は処罰に。建前は生きる為に。 大人になると会社や上司に逆らえないと言う状況も度々あると思いますが、ヤマギシでは小学校低学年であっても常に自分の意見は許されない状況下に立たされていました。 もちろん …

【生活】壮絶!イジメるかイジメられるか!

壮絶!イジメるかイジメられるか! ヤマギシ内でのいじめは酷いものがありました。みんな抑圧された生活をしていた為、そのストレスの捌け口は力の弱いものに行き、弱いものは更に弱いものへと最悪な状態でした。 …

【生活】実学と言う名の強制労働

実学と言う名の強制労働 ヤマギシでは子供に労働でも学べる事があると嘘吹き、ある程度の年齢になると強制的に農業や畜産業をやらされます。小学生低学年の子供達には掃除などの身の回りの仕事をさせていました。こ …

【生活】いじめ脱却。弟子システム

いじめ脱却。弟子システム 「何それ?」って思うでしょうが、過酷な子供の世界で生き抜く為には重要なシステムなのです。いじめが横行していたヤマギシでは、より強く権力がある上級生に気に入られ、守って貰う必要 …