男子高等部生の死亡事故?
これは僕が小学生の頃ですが、ヤマギシで高等部生(※高校生の事をヤマギシではそう呼ぶ)の死亡事故がありました。小学生でも学年が上がるにつれ、学校に行く前と帰って来てからは畑仕事を毎日やらされる様になり、その場所はネオポリス農場と呼ばれていました。(とてつもなく広大な場所です)
そのネオポリス農場で男子高等部生が事故に巻き込まれて死亡した事がありました。当時の新聞の切り抜きを見つけたのですが、これはヤマギシの世話係が子供たち向けに話していた嘘の内容であり、自分が知っている真実とは全然違っています。
ヤマギシの高等部生は中学までで義務教育が終わっている為、一般の高校へは行かずヤマギシの中だけで生活をし、一日中、農作業などに従事し、年中無休・無給で大人と変わらない労働力として扱われていました。ヤマギシの村人になる為の予備軍と呼んでも構いません。
その為、種まきから収穫までの全てを担当するのでトラクターなどの作業車も扱う事になります。彼らは、まだ16~18歳の高校生にも関わらずです!畑は私有地であり無免許でも構わないのをいい事に、車の免許さえ持っていない沢山の子供達に日常的にトラクターを運転させ畑を耕させていました。いくら法律の隙間を突いたとは言え、常識的に考えてどうなのでしょうか。
そして、冒頭の死亡事故の話は無人ショベルカーなどではなく、運転していたのはその男子高等部生なのです。まだ年端もいかない子供達なので状況判断がつかない事もあるでしょう。それなのにも関わらず、あんな大型の車を無免許で運転させ横転し下敷きになり死亡させたのです。これをヤマギシの責任と言わず、誰の責任と言えば良いのでしょうか。(子供達には罰則が与えられる為、作業や運転の拒否も許されません)
こんな事故があったにも関わらず、その後もずっと長い年月を大勢の子供たちに無免許で運転をさせ農作業を強いていました。いくら人手不足だったとは言え、反省の色もなく本当に酷い組織です。そもそもヤマギシには子供の両親に謝ると言う認識すらなく、事実だけを見る様に促し、この様な殺人を犯しても平気な顔をしていました。
いくらヤマギシが事故内容を隠蔽したとしても、新聞に嘘の記事を書かせたとしても真実は何も変わりません。当時の状況を知っている人はどちらが本当の事を言っているのか分かる筈です。何でこんな嘘っぱちの記事があるのかさえ意味が分かりません。下敷きになった古賀さんの無念を考えるととても酷い内容で怒りを覚えます!