『暴露史記』ヤマギシズム学園の虐待児たち

1980-90年代 ヤマギシズム学園は子どもたちのディストピアだった。

生活

【生活】現在でも続く中卒者の末路

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現在でも続く中卒者の末路

ヤマギシでは義務教育である中学校を卒業すると、これ以上の勉強は不要とし、村人になる為の勉強として一日中、農作業などに従事させるヤマギシズム学園高等部に強制的に進ませ、学歴が得られる普通高校へは行かせなかった。

ヤマギシが世間から叩かれだしてからは、希望者に通信制の高校を受講できる様にし、現在では普通高校へも通学もできる様になったのだが、それまでにあまりにも大量の中卒者が生まれてしまった。

ヤマギシの子供たちを最終学歴を中卒にさせる目的は、世間一般で通用しない大人を育て、ヤマギシでしか通用しない様にし、人材を流出させない目的だと現在では考えている。

大人になってから学歴をつけようにも、これまで勉強してこなかったツケは大きく、詳しくは勉強なんてどうでもいいのカテゴリーを読んで頂きたい。

また親がヤマギシに財産を全て持っていかれている為、学費を出そうにも自分で何とかするしかなく、勉強と生活の両方を成立させる必要があり、かなり現実的には厳しい条件になる。ちなみに自分は高校生の時、学費捻出の為にアルバイトを掛け持ちし、夏休みには1日16時間も働いた経験を持っている。

そんな方針により、ヤマギシを出た中卒の子供達は工事現場、農作業、工場、ゴミ収集などの単純労働にしか従事できない状態に陥り、一般社会から這い上がる為に現在でも並々ならぬ苦労をしている。

子供はれっきとした一人の個人であり、親の所有物ではない。倒産やリストラなどで仕方ない場合もあるだろうが、可能な限り子供が希望する道に誘うのが本来の親の役目である筈だ。

進路がたった一つしか用意されておらず、ヤマギシの村人になるのを子供の頃から決められていたせいで、あまりの絶望で何度も死にたくなった気持ちはきっと毒親には理解できないだろう。







-生活

執筆者:


  1. より:

    私は初等部3年~高等部3年までヤマギシの学園にいました。
    初等部5年のときに脱走して小学生6年までは家に帰っていましたが、中学になるころ親が参画し、子供ながらどうしようもないことがわかってはいましたが、それでも反抗しようと思い、トイレに立てこもりましたが泣く泣く中等部に入りました。
    それからというもの地獄の毎日でした。
    中等部ではいじめにあい、学校の先生や世話係に相談することもありましたが、根本的解決にはならず、私の性格を歪めてしまう原因にもなったと思います。今でもあの辛かった頃をよく思い出します。
    そのまま高等部に行きましたが、この時期の高等部は規律も多少ゆるくなっており、髪を染めたり、毎日ゲームをしたりと言った毎日を送っていました。私の学年ではそういった者も多くいて特に農作業を強制されることもなく過ごしました。それでも研鑽会という話し合いがたびたび行われ、それがいやでいやで仕方なかったという記憶はあります。
    高等部を卒業すると私は外へ出ました。
    親もヤマギシを出ました。恐らく私がヤマギシを出てしまったのでいられなくなったためだと思います。
    外の世界へ出ることこそが救いだと信じていました。
    しかし、社会常識もなくお金もなく、ただあるのは体力だけ。
    なかなか打ち解けることができませでした。仕事を転々とし、ただ生きていくことしかできませんでした。今では中小企業に就職し4年が立とうとしています。
    正直ヤマギシにさえ行かなければと親を恨まない日はありません。
    行かなければもっと幸せな毎日を送ることが出来たのではないかと・・・

    • アオイ タカシ より:

      Tさま
      コメントありがとうございます。当方、PCが壊れてしまい長い間、返答できずに申し訳ございません。多くの方から同じ様なメッセージを頂いております。
      本来であれば過去は振り向かず未来だけを見て進めればと思いますが、人間それほど強くありません。
      たまには立ち止まって色々な想いを吐き出すのも悪くないと思います。
      あの時、どうしようもなかった多くの子供たちが一人でも幸せな人生を歩んで欲しいと心から願っております。

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